昨年に続き2回目の開催となるきじひき高原ヒルクライム。
前回は帯広からは一人だけの参加だったが、今年はエリートに昇格したばかりのnishinoがいるので心強い。
7時すぎに会場入りし、nishinoとアップを兼ねてコースを登ってゆく。軽く回しながら時折、感覚を頼りにレースを想定した強度まで上げてみる。Edge500の表示を見ると250-260w。疲れた感じや足が重たい感じもないので調子は良さそう。キャンプ場の下で折り返しアップは終了。
皆、並んでいるのでちょっと早いが20分前からスタンバイ。Miki-Teaさんとお話しながらスタートを待つ。コース全長は14km、レースタイムを約35分と想定する。
10時にスタート。750mを約3分かけて進みリアルスタート。先頭と大きく離れない程度に位置取りしながら2.3km地点でいよいよ上りに入る。昨年は先頭があっという見えなくなったこの地点。今年は先頭を視界に捉えながら自分のペースを探る。
5-6人の先頭集団が少しずつ離れてゆく。深追いはできない。見送りを決めたところ、前方のnishinoがこれに付いてゆく。大丈夫か。
LEGONのS選手、チームニセコの選手3名、輪駄のA選手と第2集団を形成する。S選手が作るペースは、自分にとっては少し速く、後半が心配なペース。ほとんど前には出られず後ろから付いてゆく。
辛くて補給する余裕はないが、キャンプ場を過ぎ勾配がゆるくなったところで何とか背中のボトルを取り出す。しかし今日初めて使うボトルのキャップが固くて引けない。大きく動揺したところで勾配がきつくなり、とうとう前の選手たちを見送る。
キャンプ場の先は一部下りもあり勾配の変化が大きい。いつの間にかパワーも220-240wに落ち込んでいる。このままズルズルいってしまうとマズイ。昨年の平均パワーの220wを下回らないよう、ダンシングも入れながら回す。
第2集団から落ちたので12-13番手くらいだろうか。前方の離れたところにニセコのM選手の姿が見える。少しペースが落ちているようだ。辛くて今にも心が折れそうだがM選手を目標に回す。
何とかM選手を捉える。もうすぐ頂上。頂上直下の上りをこれで最後の270wで登る。
で、登りきったところは頂上ではなく、だらだら上りがまだ続いている。昨年もこんなんだったか。良く覚えていないが心はもう折れる寸前。230wしか出せない足を無理やり回し頂上へ。あとは下り。
ここで足を緩めたらタイムに影響する。ギアを11Tに入れ、開いた口からヨダレを垂らしながら240-250wで最後の力を振り絞りゴール。
結果は予想外の8位/25人。タイムは昨年よりも3分短縮。nishinoも10位。エントリーが少なかったとはいえ、TOP10に2人入り、KBCとしては上出来だったと思う。
大会運営も早い受付時間、トイレの開放、補給など選手のことをよく考えてくれていて、なおかつ時間通りの円滑な運営だった。全行程900kmの価値がある楽しい大会だった。運営に関わられた皆様ありがとうございました。
目標だったTOP10
会場の大野農業高校
最速エントリーでゼッケンだけは1番
最速申込賞、コレで表彰台に乗ることになるとは・・・
ラッキーピエロ、自転車関係者が多数来店