2010年9月25日土曜日

ツール・ド・北海道 振り返り

(ウエア)
8月の延長線の気持ちで夏仕様だった。
しかし、考えてみれば北海道の9月は天候でコンディションが大きく変わるもの。
2日目、3日目とも雨に降られ、かなり寒い思いをした。
アームウォーマー、シューズカバーなどを持参すべきだった。

(タイヤ・チューブ)
かなり綱渡り的だった。
出発前、リアタイヤに穴が開いていたことは分かっていたが、
穴が小さかったので予備チューブ2本を持参し、このまま行くことに。


しかし、恵庭駐屯地でトラックにバイクを預け、バスに乗り込み出発を待っていたところで、「青いトレックの空気が抜けてま~す」とのアナウンス。

自分のだった。

支笏湖畔に到着後、早速チューブ交換。
1本目を使用。
パンク箇所は例の穴の位置。パンクの恐怖と戦いながらのロードレースだった。

3日目のモエレ沼。
朝、駐車場からスタート地点に向かう途中、また、リアから異音。
見ると、タイヤの真ん中にネジが真っ直ぐに刺さっている。
2本目のチューブを使用。

タイヤの点検は早めにやるべきだった。
来年はチューブ3本持っていこう。

(補給)
今回、登りがあるのでどの程度の補給を持つか迷ったが、
CCD500ml、パワージェル1本にした。
途中、ドリンクは時々摂っていたが、ジェルは摂っていなかった。
すると、残り20kmで足が攣り始めてしまった。
ダメモトでジェルを摂ったら運良く回復。
50kmといえど補給が重要であることを実感した。

(スプリント)
2日目、3日目とも、第2集団でのスプリントとなった。
これまでスプリントの時、腰を浮かせると、どうしても縦踏になってしまい長時間持続させることができなかった。
最近、何となく分かってきた腰を浮かせながら「回す」感覚。
今回、実践で試してみたら、かなり長持ちするし、後半で詰められる。
まだまだ、効率的な回し方ができるはず。
もっと磨きをかけて、今度は、少し早めの仕掛けを試してみたい。

2010年9月23日木曜日

ツール・ド・北海道市民レース(3日目 クリテリウム)

3日目のクリテリウム。
加減速を繰り返す辛いレースだ。

レース前の開会式で、ヒュックさんの姿を発見。
これまでお話をしたことはなかったが、意を決して声を掛けてみる。
ブログのイメージどおり、なんとも爽やかなお人だ。

このレース、これまであまりいい思い出がない。
一昨年、初出場の時の39位はともかく、
昨年も序盤で前に出ようと試みるも千切れ、トップから2分46秒差の27位。
このレースはスタートが肝心。
今年は、2周目以降は無いと思って、一気に先頭に上がるつもりだ。
スタート位置はS-4の先頭を確保。あとはクリートがはまるのを願うのみ。

スタート。
クリートが一発ではまる。どんどん加速する。
しかし、S-3の集団に囲まれ、思うように上がれない。
そんな中、右側の空いたスペースを使って、S-4の選手が数名上がっていく。
前日スプリントで競り負けたO選手、izumiさんも続く。
ここで出遅れるわけにはいかない。

しかし、1コーナーを抜けると、すでに縦一列の展開。
ここは向かい風、思うように上がれない。
モエレ山の坂、下ってからの左コーナー、右コーナーと苦しいところが続く。

ストレートに戻ってくるが、すでに先頭はどこにいるのか分からない。
今年も置いていかれてしまった。

2周目
時折、後ろから選手が上がってくる。
その中に恵庭レーシングのSさんの姿。
去年は完全に置いていかれているので、ここで千切られるわけにはいかない。
集団は縦一列、一人一人が必死に前を追っていて落ち着きがない。

3周目
立ち上がりごとに、何人かに抜かれている感じ。
大分、ポジションを落としたような気がする。
集団は相変わらずローテーションが回る状況ではない。

4周目
辛くて、切れそうになるのを必死でこらえる。
ここを乗り越えたら、残りの周回は多少の無理は利く。
踏ん張りどころだ。

5周目
少し高い位置にある2コーナーからは、ずっと先が見通せる。
見ると200mくらい前を走る一つ前のグループとの距離が
先ほどからあまり変わっていない。
よし!渡ってみよう。

というわけで、一か八かの渡り鳥作戦を決行。
2コーナーからの下りを利用して一気に加速。

坂の前で捕らえなければダメだ。
腰を浮かせてさらに加速する。
息も絶え絶え、ギリギリ坂の前で最後尾を捉える。

6周目~7周目
10人くらいのグループのペースは既に落ち着いているが、
後ろの方はコーナーごとに千切れそうな状況。
私は、中切れしそうな選手を回避しながら、少しずつ前方に上がってゆく。

最終周
最後の坂は、全然足が回らない。
こんなんで果たしてスプリントに参加できるのか。
500m前で集団は一気に加速。
250m前、前方で5名くらいのスプリントが始まる。
スペースは充分。あとは渾身の力で回すだけだ。

S-4の選手は前方に2名。少し離され捉えるのは厳しい。
さらに左後ろからS-4選手1名が出てくるがゴールまでまだ距離がある。
回して回して差を詰める。
よだれを流しながらほぼ同時にゴール。

夢のような3日間が終わってしまった。

結果、34分23秒 先頭から47秒差。
今年のお約束「10位」だった。
このポジションで良しとする訳ではないが、
序盤から積極的に行き、中盤でも仕掛けることができたこと、
その結果、苦手なクリテで昨年の順位を更新できたことは
充分満足できる結果だ。

リザルトを改めてみると、
先頭集団は16名(うちS-4は3名)
10秒遅れで2名、
さらに14秒遅れで3名
さらに20秒遅れて私がいた第2集団10名(うちS-4は4名)
さらに9秒遅れで第2集団から切れたグループが11名(うちS-4は5名)
だった模様。

今回のツール、どたばたのTTはともかく、ロード、クリテと安定した成績を残せたこと、怪我しなかったこと、色々な人とお話できたこと。
本当に最高の3日間だった。

(走行データ)
心拍数 平均/最大 174/187
ケイデンス 平均/最大 104/120

2010年9月21日火曜日

ツール・ド・北海道市民レース(2日目 ロードレース)

楽しい楽しいロードレース。
このために、冬の室内トレも含めて1年間やってきたといってもいいくらい。
シーズンで一番華やかで楽しいレースだと思う。

初参加の一昨年は、脚切り回避が目標だった。結果57位。
昨年は、先頭集団でゴール。仕掛けるもスプリントで差されまくり10位。
今年は、5位以内に食い込むのが目標だ。

スタート地点の支笏湖畔、今日は余裕をもって8:40分頃に現地入り。
ゆっくりと準備にかかる。
ポイントランキングのライバル、恵庭レーシングのSさんとしばし談笑。

スタート前、隣の選手と会話。
ゼッケンを見ると、本日、マークすべき選手の一人と目していたT選手!
大滝3位の登りに強い人だ。しかも平地でも必ずスプリントに絡んでくる。 少し雑談。

いよいよスタート。
最初の1kmは全クラスが一斉にスタートするパレード走行だ。
集団が落ち着かないので、この間はいつも緊張する。
この日も落車があったようだ。
いよいよリアルスタート。集団の速度が上がる。

曲がりくねって雨に濡れた湖畔の道を集団が進む。
ポロピナイまで約7kmの平坦区間で、
できるだけ前に上がりたいが狭い道に選手がびっちりと密集しており全然前に上がれない。
勝負はポロピナイからの登り。ここで無理は禁物だ。

登り区間手前から一気に前方に上がる。
疲れない(はずの)ダンシングを入れながら登ってゆく。
S-4クラスの選手が5名くらい前方にいる。
何とか後ろに付きたいが、すでにオーバーペース気味。
失速しないギリギリのところで先頭集団を視界に入れながら第2集団で登ってゆく。
後方からきたT選手が一気に第2集団前方に上がってくる。さすが登りに強い。

12名くらいの先頭集団が少しずつ離れてゆく。万事休す。
自分のペースを守ることにする。

1回目の頂上までが恐ろしく長く感じる。
苦しい。サドルから腰を上げることもできない。
できるだけ顔を上げて全身で酸素を取り入れる。
周りに4人くらいいるだけで、後ろに気配は感じられない。
集団はばらばらになったようだ。

何とか金山覆道を超え下りに入る。
後ろから選手が追い付き、まとまった第2集団が形成されてくる。
ウエット路面の急な下り。
車間を空け、慎重に慎重に下る。

右に折れ、恵庭に向けた約30kmの緩やかな下り区間に入る。
後ろからもどんどん選手が出てくる。その中にizumiさんの姿も確認。
先頭でローテーションが始まる。
私は、集団の10番手くらいに位置。
この位置では、なかなか引く順番が回ってこない(言い訳!)が、
私も2度ほど先頭交代に参加する。

残り20km。
左ふくらはぎが攣りそうな気配。
だましだまし進むが、だんだん酷くなる。
ダメモトでパワージェルを流し込む。

先頭はizumiさん、Tさんほか数名が牽いている。
第2集団をリードする果敢な走りだ。

恵庭市街。
パンク、落車に気をつけながら、荒れた路面を進む。
残り2km、位置取りと牽制が同時に始まる。
見るからにスプリンター、平坦レースで必ず表彰台に絡むO選手が集団の中にいる。
この選手とのスプリントは厳しいかもしれない。

恵庭駐屯地のゲートを通過。
前方にはO選手ほか5~6名。
残り250mあたりでO選手が先に仕掛ける。
すぐに追うが、既に10mくらいの差がついている。

腰を上げ、最近覚えた回すスプリントで追う。
いい感じで回る!O選手の背中が近づく。
3mくらいまで詰めたが及ばずゴール。
1時間22分39秒 7位。

結局、先頭集団が10名くらいでゴール、
2分30秒遅れで私がいた20名の第2集団
さらに1分30秒遅れで30名の第3集団
それぞれの集団の間に小グループが形成される展開だったようだ。

とにかく今回は、自分の成績よりも、
ゴール直前まで先頭を牽いてきた選手たちに
心から敬意を表したいと思うレースだった。

(走行データ)
心拍数 平均/最大 170/189
ケイデンス 平均/最大 93/116

ツール・ド・北海道市民レース(1日目 TT)

仕事の都合で出場が危ぶまれたが、
今年もツール・ド・北海道に出場できることになった。
また、初めての3日通しの参加。
今年は、子どもの行事が重なり、家族の応援がないのは少しさびしいが、
出場できるだけでもうれしい。

さて、初日のTTは倶知安総合体育館の駐車場にパイロンを立てた
わずか1.1kmのテクニカルなコース。
TTは苦手なため、無難にこなせればいいか。

というわけで、受付締め切り間際の11:30に倶知安に到着。
結局、試走には間に合わず、ぶっつけ本番となった。

気になるのは8つある各コーナーの抜け方。
なるべく速度を落とさずにいきたいところ。
試走できない代わりに次々と出走する各選手の走りを観察する。

いよいよスタート。
幅がある1コーナー、2コーナーは、膨らみながらも順調に抜ける。
狭い3コーナー。思わずブレーキング。そして加速。
ストレート。早くも息が上がってくる。
4コーナー、5コーナーでも、ちょっとブレーキ。
走りをコントロールできていない。コースに遊ばれている。
6コーナー、7コーナーを全開で抜ける。完全に足にきている。
S字コーナーを抜けてサイコンをチラ見。
この時点で1分30秒、予想通りタイムが出ていない。
一応、スプリントしてゴール。

モエレTT以上に、分けわかんないまま終わってしまった。
1分39秒91 15位。 平均時速39.63km/h(主催者発表)
勝負は明日から!そんな感じのスタートとなった。

2010年9月14日火曜日

ミドル

ツール前の1ヶ月間、満足のいく練習ができたとはいえないが
色々な制約の中でできることはやったと思う。

今日からは調整。
ウエイトが若干オーバー気味なので。
規則正しい生活と食事。
ローラーにもしっかり乗って、
土曜日までに最高のコンディションに持っていきたい。

(本日のローラー)
ミドル 20分+5分レスト ×2回 53t×19T

     心拍数 ケイデンス
1回目 160/167 90
2回目 164/174 90

2010年9月12日日曜日

ダンシングの練習

土、日が仕事のため、一人で近くの坂で1時間20分ほどの朝練。
最近感触をつかんだ、疲れないダンシングの完成度を高めるのが目的。

シーズン初めの5分30秒より当然タイムが出るものと期待していたが、
全然遅い。
本気アタックではないものの、ちょっとショック。

しかし、時折ダンシングを入れたことで、気持ち的にはかなりの余裕を
持って登ることができた気がする。

もっと、このダンシングに磨きをかければ、大きな武器になると思う。
ツールでも試してみたい。


(豊岡の坂)平均6% 1.5km
    タイム 心拍数  速度 ケイデンス
1回目 5分56秒 160/172 15.1 68
2回目 5分45秒 165/173 15.6 69
3回目 6分00秒 164/173 15.9 67
4回目 6分12秒 160/173 15.4 61
5回目 6分00秒 165/175 14.9 69

2010年9月5日日曜日

ツール・ド・北海道試走

今日は、車で2時間半かけて恵庭まで。
ツール・ド・北海道の50kmコースの試走を行った。

最大の目的は登り部分の確認。

・ポロピナイからの登りは、最大でも7%といったところ。
 こなすだけなら特別厳しい登りではないが、
 レーススピードでどこまで耐えられるか。

・登りの減速帯はかなり消耗しそう。

・第1ピークの後の下りでは少し回復できる。

・金山覆道を越えてからゴールまでは結構距離を感じる。
 それなりのグループを形成しないと厳しいかも。

当日は、登りで集団はバラバラになるだろう。
ニセコや大滝で上位に入った選手は要注意。
頂上では何とか先頭グループに入りたい。

(全行程)
 ・距離79km、消費カロリー1739Kcal 総時間3時間01分
 ・心拍数 平均131
 ・平均速度25.9 最大速度65.9
 ・ケイデンス平均79 最大118

(恵庭公園→支笏湖畔)
 ・距離32.5km 1時間27分
 ・心拍数 平均119
 ・平均速度22.3
 ・ケイデンス平均78

(支笏湖畔→ポロピナイ)
 ・距離7.1km 13分
 ・心拍数 平均146/最大154
 ・平均速度32.0
 ・ケイデンス平均84

(ポロピナイ→第1ピーク)
 ・距離5.6km 19分
 ・心拍数 平均164/最大184
 ・平均速度17.7
 ・ケイデンス平均78

(第1ピーク→登り口)
 ・距離2.5km 3分
 ・心拍数 平均131/最大184
 ・平均速度43.0
 ・ケイデンス平均86

(登り口→金山覆道)
 ・距離2.5km 8分
 ・心拍数 平均159/最大176
 ・平均速度17.9
 ・ケイデンス平均74

(金山覆道→恵庭公園)
 ・距離28.4km 50分
 ・心拍数 平均130/最大163
 ・平均速度33.6
 ・ケイデンス平均81

2010年9月4日土曜日

芽室嵐山

今日も嵐山往復でインターバルと登り1本。

(走行データ)
インターバル  2分+2分レスト
    心拍数 ケイデンス 速度
1回目 157/168 87 32.5
2回目 164/172 90 36.5
3回目 165/171 87 41.7
4回目 171/178 83 39.1
5回目 166/175 82 35.5
6回目 168/181 86 35.6

嵐山展望台 1.5km 平均10%
     心拍数 ケイデンス 速度
7分37秒 173/181 62 11.0

インターバル 2分+2分レスト
   心拍数 ケイデンス 速度
1回目 150/160 84 38.9
2回目 156/164 83 35.2
3回目 161/169 83 34.8

2010年9月1日水曜日

インターバル

いつも53×15Tでインターバルをしているが、
最近足が回るようになってきたので、
53×14Tと、一枚ギヤを重くしてみた。

やってみたら、きついきつい。
いつも2分のところ1.5分がやっと。
精神的にもかなりこたえるが、
少しこの負荷で続けてみようと思う。

(本日のローラー)
インターバル  1.5分+1.5分レスト
    心拍数 ケイデンス
1回目   /162
2回目 161/172 86
3回目 167/174 89 
4回目 167/176 87 
5回目 169/182 88