2012年7月15日日曜日

ツールド十勝 2日目 クリテリウム

2日目、とかちプラザの周り500mの公道を使用したクリテリウム。S2は30周。4つの直角コーナーがあり120回のコーナーリングしなければならないテクニカルなコースだ。自ずとパワー変動が大きくなり集団後方になればなるほど足を削られる。
写真はエリートクラス

目標にしていたレースではないが、積極的に動きつつ勝つための走りをするつもり。ペースが上がれば自然と集団は小さくなるコースなので、常に5番手より前あたりのポジションをキープしながらローテーに加わり、ペースアップする流れをつくりたいところ。

最前列に並んでスタート。今日は一発でクリートがはまる。これが何よりも嬉しい。ねらい通り集団前方で周回を重ねる。コーナーリングも快調だ。しかし、上手くローテーが回らない。前方の選手の意志を合わせるため、何度も周りに声をかける。

今日も注意しなけばならないのは3名が出走している大学チーム。しかし、前方に位置しているのは1名のみ。序盤は積極的な動きを見せるが、しばらくして引かなくなる。このチームの順番が来るたびにローテーが乱れ、これをきっかけにけん制、ペースダウンする。一体何をしたいのか。たまらず追い抜きざまに「ペース上げなくてもいいの?」と叫んでしまう。

中盤、後ろに隠れていた大学チームのうち2人が現れ、いきなり3名でペースアップ。そう来なくっちゃ。集団前方は一気に活性化、逃がさないようさらに集中する。しかし数周回し、また2名が下がり、序盤と同じけん制とペースアップが繰り返される。

この間、集団後方では数度の落車音。後ろはかなり絞られているよう。残り5-6周でJクラスの2名が飛び出す。その後ろは自分を先頭とする集団。どうしよう。

クラスの違う2人を見送る。残り数周、アタックしたいが予想以上に消耗しており、大学チームに付かれる可能性が極めて高い。ハイペースを維持して、最後のスプリントに賭けるしかない。

残り2周。北見工大K選手が単独で前に出る。自分は4番手。しかし追えない。最後はスプリントもできずサドルに座ったまま回してそのまま4位でゴール。

ゴール後、同じレースを走ったTEAM BIGのTさん、練習仲間をはじめ多くの皆さんに声をかけていただいた。表彰台には届かなかったが、次につながる良いレースができたと思う。

今回、滝口さんがMクラスで、久保田君がS3クラスでいずれも2位と活躍。阿部君、西野君もレースをコントロールする力強い走りを見せてくれた。それから、地元TBPの皆さん、フェニックスメムロも大きな存在感を見せてくれた。

十勝勢の積極的な走りが印象的な今年のツール・ド・十勝であった。

S-3 久保田君が2位入賞

4 件のコメント:

  1. 2日間お疲れさまでした。
    いつも気に掛けていただきありがとうございます。
    今回、僕らのチームは2クラスのエントリーでしたが
    来年からは複数のクラスでエントリーとなります。
    地元開催の大会がより盛り上がるように
    ますます頑張りますね!!
    「十勝のレースは違うね」と言われたですから(^^)/
    秋にまた合同練習できるのを楽しみにしてます。

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  2. 見て、走って、2日間十分楽しませていただきました。
    TBPの皆さんの高いモチベーション、いつも見習いたいなと思っていますよ。次回の合同練習会はさらに辛くなりそうです。

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  3. いしいさん。

    お疲れ様でした。
    さすが!ガンガン引いていましたね。
    私も見習わなくちゃデス。

    S-4もそうでしたが綺麗にローテ回さないなら下がってちょうだいと
    言いたいところですね(悲)
    十勝シリーズは前に出たがり(笑)が多いのでいつも楽しく走れます。
    次回もよろしくお願いします。

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  4. kazuさん、2位入賞おめでとうございます!引いたといってもkazuさんほどじゃないですよ。最後は大学生のスプリントにすっかり戦意喪失状態でした。でも多くの応援の前で楽しく走れてよかったです。また、十勝シリーズで稽古つけてくださいね!

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