2012年7月14日土曜日

ツール・ド・十勝 1日目 ロード

ツール・ド・十勝1日目ロード。


見通しが良い長い直線で構成されている河川敷のコースなので、エリート以外は例年集団ゴールになるのが常。集団内で大人しくしていればそこそこ前の方でゴールできるかもしれないが、それでは面白くない。リスクを取ってでも動きたいところである。

会場入りは6時30分、S2のスタートは13時10分なので、いつもの練習仲間やMiki-Teaさん、S谷さんなどとお話しながら過ごす。

今回S2は20名、Jクラスの10名との混走で6周回である。スタートではS2の一番後ろに並ぶ。このレースはスタート順に気を使わなくて良いのがいい。

スタート。クリートはまらん。2回、3回、4回、全然はまらん。たくさんの観客の前を止まりそうな速度でよろよろと進む。落ち着いてもう一回。ぷらんぷらん回るペダルが言うことを聞かない。もう、回数も覚えていないくらいトライしてやっとはまった時には集団は遥か彼方。

絶対追いつける。そう信じてゴールスプリント並みの加速で追う。本日のピークパワー758wはここで記録。

やっと追いつき一呼吸。集団の後ろの方で2周ほど休ませてもらう。十勝川河川敷のこのコース、2つのヘアピンカーブがあり、大集団であればあるほどこのヘアピンで集団は大きく縦に縦に伸び、後方はその後、辛い加速を強いられる。

3周目からは集団の前方に移動、ようやく前の様子が見えてくる。bandaniさんをはじめ、一部の選手が引いているが、後ろが続かず時折けん制も入る状態。やはりS2も集団ゴールになるのか。

自分は、ヘアピンをなるべく前方で入るように心がけながら、先頭交代に加わる。4周目あたりか、第2ヘアピンを前方で抜け先頭でしばらく引く。後ろは大学チーム。引き終わり左によけるが後ろが出ない。もう一回さらに大げさによけるがやはり出ない。次は手で合図。それでも出ないので仕方なく足を止める。

これではペースが上がるはずもない。逃げがあるならともかく、集団前方でローテーに加わらないのはかなり迷惑である。足を溜めるならローテーと関係のない位置まで下がってほしいところだ。

さて、コントロールライン通過後。K島さんと2名が飛び出す格好に。アタックか。すかさず後ろに付く。振り返ると後ろはしっかり繋がっている。

5周目、先頭を引く選手が限られている。このままだと集団ゴール間違いない。勝ち目のない集団ゴールの勝負にはしたくない。アタックの機会を伺う。

最終周、思ったよりペースが上がっていない。
第1ヘアピンを3番手くらいで抜け、渾身のアタックをかける。パワー表示を見ると想像以上のパワー。

20秒くらい踏んで振り返ると、一応飛び出した格好にはなっている。巡航に入るが300wを越えている。このペースでは最後まで持たない。300w以下まで下げ、後ろを見ると集団はもうすぐそこ。やはり甘くはなかった。

その後、どんどん追い抜いていく集団の後ろに付くこともできず、同じく力を使い果たしたbandaniさんとともに20人中18位でゴール。

酷いリザルトだが、レースとしては楽しかったので今日は満足。

4 件のコメント:

  1. S2が20人とは少なかったですね.それで,ついついやっちゃいましたか.いしいさんらしいです.最後のヘアピンくだってからのみのレース展開はつまらないですよね.
    できれば出たかったですが,今日はいまも仕事場におりますです.

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  2. いのみちおさん
    お仕事お疲れ様です。
    スタート直後のスプリントから回復して、集団内ではまだ余力があったんですけどね。明日のクリテはいのみちおさんの分まで楽しんできますね。

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  3. 昨日はお疲れ様でした^^ リザルトは散々でしたが先頭のほうは楽しかったですね♪ あそこで逃げ切れるor後ろを分断できる脚がなかったのが次回への課題です・・・>< 次のレースはツールになりそうなので、またご一緒できるのを楽しみにしています! 次回までに練習頑張ります・・・(笑)

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  4. 帯広までの遠征、お疲れ様でした。またリザルトが並んでしまったね。集団の力が強力だからこそアタックのしがいもあるというもの。ツールではリザルト上位で並びましょう!

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